職業訓練とはその1〜退職から入学まで〜
12月から始まった職業訓練も早2ヶ月が経過。
初めは「仕事もせずに学校なんて行っていていいのだろうか…」とも思っていましたが、最近はすっかりこなれてきました笑
今日は、これから職業訓練行こうかと考えている方が参考になればと思い、申し込みやお金のことや、勉強内容、クラスの雰囲気などをお話しします。
まずは自己紹介した通り、退職し心を少し病んだ私はとにかく転職ではなく少しお休みする期間が欲しかったのです。
ただ自己都合退職の為、失業保険を貰えるのは3ヶ月後。。
貯金ほぼ0の私は生活できるわけがない!
という事で見つけたのが「職業訓練校へ通う」という方法でした。
職業訓練校に通うと待機期間(3ヶ月)関係なく通った日から失業保険が発生するのです。
早速退職前にハローワークへ行き、「職業訓練を受けたいんですけど…」と言うと、割と丁寧に教えてくれます。
職業訓練の種類は建築土木系、電子機械系、介護系等色々あります。
私は事務職に就きたいのでパソコンの資格が取得できるWordExcelコース+簿記の資格が取れるコースがいいなーと考えていました。
しかしこのコースは「求職者支援訓練」でした。
「 10万円/月で毎日休まず来ましょう」というものです。
そもそもこれじゃ失業保険貰えない。。
貰えるのは「公共職業訓練」と言うものでした。
私の住む田舎では冬の時期はほとんど公共職業訓練を行なっていないらしく、行なっていても建築土木電子機械系でした。
でもどうしても12月から失業保険が欲しい私は、車で1時間かかる隣の市で行われる「WordExcel2級コース」という微妙なものに申し込みするしかなかったのでした。。
ハローワーク職員「え?これからの季節に毎日通える?」
私「はい……頑張ります。」(だって失業保険貰えるマトモなのこれしかねーんだよ)
そして2週間後に職業訓練校に入る為の面接を受けることになりました。
2週間後、車で1時間かけて面接会場(その後は学校になる所)に到着しました。
事前に言われていたのが、
・簡単な筆記試験がある
・面接もある
・当日はスーツ着用
という事でした。
職業訓練ってそんな敷居高いのか??
と思ったのですが、やはり失業保険目当てで入校したりが多いとの事で、明らかに勉強する気がない人を見極める為らしいです。
まぁ学校通って勉強しているだけで、認定日にハローワークに行かなくても就職活動してなくても失業保険貰えるなんておいしいっちゃおいしい話。
人数的には15人くらい?
年代は20代30代が半分くらい。40代以上が半分くらい。
学校というくらいなので若い子が多いのかなーと思ってたので、意外と年齢いってる人達多い!という印象でした。
クラスの人たちの詳細についてはその2で。
結局筆記試験はなく(!)、教室に集まると簡単な職業訓練の内容をハローワークの方が話した後すぐ面接という流れでした。
「遠くから来ていただいた人から面接しましょう」
という事でもちろん私から笑
別室へ向かい部屋に入ると、さっき話していたハローワーク職員と60代くらいのおばさんが居ました。
職員に「なぜこの訓練を受けようと思ったのか?」「訓練終了後はどの位で再就職を考えているか?」
「毎日往復2時間の距離を通えるか?」「本当に通えるのか?」
(相当心配されている)
を聞かれました。
時間にして5分程度。
その日はそれで終了。
晴れて私は学生生活を満喫できる事となりました。
その2へ続く
自己紹介
はじめまして。
現在30代、無職、独身(バツイチではないです)、彼氏なし、そして貯金もほぼなし、雪が降りつもる田舎で一人暮らしのmomoと申します。
<私の経歴>
地元の普通高校を卒業。
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その後病院にて看護師として勤務。
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激務に耐えられず1年も経たずに退職。
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19歳
仕事をしたくない、楽して稼ぎたい、セックスが好きだという理由で地元の風俗勤務。
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2年ほど経ちこのままでは社会的にまずいのではと思い始め、昼の仕事をする事を決意。
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21歳
携帯電話ショップのお姉さんになる。
約5年ほど勤務する。副店長になる。
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26歳
当時付き合っていた彼と結婚を考え始める。
不規則な仕事ではいい奥さんになれないだろうという気持ちと、日々のストレスから解放されたいという気持ちで退社。
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看護師として老人ホームのデイサービスセンターで勤務。
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27歳
デイサービスセンターのまったり感にやりがいを全く感じられず退社。
結婚を考えた彼とも同棲3ヶ月で破局。
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やりがいを求めてコールセンターへ勤務。
SVになり、1つの部署の立上げ等を任されるようになる。
↓
29歳
やりがいはあったものの、激務と薄給すぎて退職を考え始める。
同じ職場の男に悩み相談をし付き合うようになる。
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以前の勤め先の携帯電話ショップから「また一緒に働かないか?」と誘われる。
福利厚生はしっかりしていたので、30歳前に転職しようと考え出戻る。
↓
31歳
出戻っては見たものの、根本的に「接客業をしたくない」という気持ちがあり、精神的に病む。
そもそも「このまま地元に一生いるのか?」「本当に自分が無理せず長く働ける職種なのか」等々、自分の人生を真剣に考えてこなかったツケがまわってくる。
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結局退職。
そして当時付き合っていた彼氏に結婚する意思がないことが判明。
この際だから全部リセットしようと別れる。
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間を空けずに焦って転職を繰り返した事を反省し、落ち着いて自分の人生を見直したいと考え職業訓練校へ通い始める。
そして現在に至る。
振り返るとかなり軽はずみな人生だったな。
目先の事しか考えてない。
私は人生の選択(主に転職)の場面で「自分のレベルならこれくらいかな」とか「どうせ挑戦しても駄目だろうな」と第2、3希望の選択ばかりして来たように思う。
自分はこんな事がしたい、こんな人生を送りたいと思い話し行動する勇気が持てなかった。
自己肯定感がとても低い人間の癖にプライドだけは高いんだろうなと思う。
そして若さも半永久的に続くものだと勘違いしていた。
転職、結婚、様々な場面で「30歳以下」である事はそれだけでアドバンテージになるという事を30歳を超えてから思い知った。
30代は20代とは全く違う人間だ。
それでも退職し、男とも別れたのは、「今この時程人生で若い時はない」と考えたから。
やり直したいなんて都合のいい事は言わない。
過去は変えられない。
これからの自分を我慢せずに「本当にやりたい事」「好きだと思う事」「気持ちいいと思う事」に正直に生きていきたい。
周りがキャリアをつんで高給取りになっていたり、子供を3人産んでいても自分は自分。
これからの私の予定は
首都圏への就職
です。