小説を見た後に映画を見ると…
最近ハマっている私の趣味。
『原作小説を見た後に、実写の映画を見る。』
小説だと当たり前だが自分の妄想の中で物語が繰り広げられている。
だから主人公や情景とかが映画ではどういう風に表現されているのか気になる。
小説で感じた感動のポイントが映画で表現されているとちょっと嬉しかったりする。
最近読んだ&観たもの
(ネタバレありです)
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阪急電車に乗車する人達の人生の一部分を描いた短編小説。
往路・復路という形の二部構成になっていて、更に短編小説なんだけど電車の中でそれぞれの物語が交差していくという。
凄く好きな小説で、小説の世界観も壊さず、キャストも違和感なく見れた映画でした。
今のところ小説・映画どちらも面白いと思えたNo.1です。
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二人の兄弟。弟は実はレイプされて出来た子供だった。
連日おこる放火事件。
実は弟が実の父親であるレイプ犯へ向けて行なっていたものだった。
最終的には弟は実の父親を殺してしまう。
小説は凄く面白かった!
伊坂幸太郎さんの文章は読みやすい。最後はいつも考えさせられる。
映画は…正直小説と伝えたい事が違うくないか?と思ってしまった。
誰かがレビューで書いてたが、「これ(殺人)は悪いこと、許されない事だけど、法律だけで判断できない気持ちが隠されていて、許してあげたい」という矛盾が感動する部分で。
兄(加瀬亮)が殺人を犯してしまった弟(岡田将生)に「これは許される事なんだ、良い事なんだ、俺もあいつを殺そうとしていた」的なことを言っているのはどーなの?
また、小説では重要人物の一人弟のストーカーのなつこさん(吉高由里子)がチョイ役だったこともがっかり。
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小説はやはり面白い!
エイズのイケメン河崎(瑛太)(松田龍平)
その元カノでペットショップ店員の琴美
琴美と付き合っているブータン人の留学生ドルジ
の3人が2年前のペット殺し事件と関わっていくという物語。
主人公は上の3人ではなく、河崎(になりすましたドルジ)の隣のアパートに引っ越してくる大学生椎名(濱田岳)
2年前の回想をしながら、現代も進んでいく。
『河崎は実は亡くなっていて、椎名が思っていた河崎はドルジだった』ってゆうトリックのページは何回か読み返してしまった。
映画でもそのトリックをうまく表現していたと思う。
キャストも思い描いてたイメージとまぁまぁ合ってたし、原作をまぁまぁ忠実に再現してる感じ。
もう一回見たい!とは思わないけど、小説の世界観が実写化されたらこんな感じなんだろうな、と思う作品。
小説を見ていたから「あぁこの場面ってこういう感じかぁ」って思うけど、映画だけ見たら重みが感じられなくてなんか物足りないって思ってしまうかも。
熱く語ってしまいました。
いつか小説や映画の感想を言い合える男性と出会いたいです(´;Д;`)
最近『砂の女』安部公房さんの小説を読みました。
実写化されてるようなんですが、TSUTAYAでレンタルしてねぇーー
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